使用上の注意について
Quest 3S、たくさん遊ぶためにも大切に扱わないとね。
そうよね。普段、どのように扱ったらいいかをまとめておくね。
Quest 3Sは精密機械ですから、使用上に注意すべき点がいくつかあります。公式サイトの情報を中心にまとめてみました。
直射日光や高温多湿を避ける
Quest 3Sは、直射日光に晒すと内部のレンズに永久的なダメージを与える可能性があります。窓からの直射日光がレンズに当たらないように注意してください。要は、図のようになってしまうということですね。これは、ちょっと怖いかな~。
箱をそのまま利用して保管する
Quest 3Sの箱は、段ボール部分を取り除くと、そのままヘッドセットを置くことができます。これは、Quest2やQuest3にはない嬉しい工夫ですね。
ですから、その辺に置きっぱなしにしないで、ちゃんと固定位置に置くようにしましょう。
レンズの手入れ
レンズを拭くのには、乾燥した光学用レンズのマイクロファイバークロスを使用してください。湿気を含んだものや化学洗剤は使用しないでください。メガネ拭きなどを使うといいと思います。
ヘッドセットの手入れ
ヘッドセットの清掃時には、アルコールや洗剤を含んだものを使わないでください。特に、ストラップや顔に接触する部分の洗浄に抗菌性のウェットティッシュは使用しないでください。なんか、これは、汗とか付くのでやっちゃいそうです。注意しましょう。
強い衝撃を与えない
精密機械ですから当然ですね。落としたり、ぶつけたりしないようにして遊んでください。特に、コントローラのストラップは必ずしっかりと付けてください。私は、他のヘッドセットですが、勢い余ってコントローラをふっ飛ばし、ストラップに救われたことが何度もあります。
眼鏡をかけて遊ぶ
眼鏡をかけている人は眼鏡を取るの?見えなくなっちゃうよ?
「眼鏡スペーサー」が付いてくるからそれを使うんだよ。
Meta Quest 3Sには、「眼鏡スペーサー」が同梱されています。眼鏡をかけて遊ぶ場合には、この眼鏡スペーサーをQuest 3Sに取り付けます。公式サイトに動画説明がありますが、Quest2用の動画の方が詳しいので、これを使って説明します。
(1)
使用するメガネのフレームが幅142mm以下、高さ50mm以下であることを確認してください。
(2)
優しくフェイシャルインターフェースのフォーム部分を取り外します。
(3)
フェイシャルインターフェースの裏側にメガネスペーサーをはめます。
(4)
メガネスペーサーが所定の位置にロックされ、正しくセットされていることを確認してください。
(5)
メガネスペーサーを固定したら、フェイシャルインターフェースのフォームを元の位置に戻して取り付けます。
なお、公式から「Meta Quest 3S/2用Zenni® MR度付きレンズ」というものも発売されているようです。また、公式以外の製品もAmazonなどのオンラインショップで発売されています。より快適にQuest 3Sで遊びたい人は利用を検討してみてください。
シリコンカバーの装着
VRフィットネスは汗をかくから、フォームのスポンジが濡れて気持ち悪いんだけど。
シリコンカバーを購入して装着するといいよ。
VRフィットネスでは、かなりの汗をかきますのでシリコンカバーは必須だと思います。Quest2には標準で医療グレードのシリコンカバーが付属していましたが、Quest 3Sには付属していません。
公式のシリコンカバーも用意されていますが、価格は5940円とかなり高価です。公式の製品は市販の安価な製品と比べて付け心地が異なるかもしれませんが、1000円程度のカバーでも十分使えています。使用後は毎回取り外してぬるま湯で洗っていますが、現時点で問題はありません。
電池を交換する
Quest 3Sのコントローラの電池の交換はとても簡単だね。
Quest3と同じコントローラだからね。Quest2は交換が面倒で大変だった。
電池交換の目安
コントローラは、左右それぞれ単三電池1本で動作します。毎日1時間程度遊ぶと、だいたい3週間~1ヶ月で交換になると思います。交換が必要になると、VR上で電池を交換するようにとガイダンスが出ます。また、電池の残量は、「クイック設定」で確認することができます。
右コントローラののボタンを押すと、「ユニバーサルメニュー」が現れるので、その左端の「クイック設定」をクリックしてください。すると、下図のように、「クイック設定」が表示され、ヘッドセットと左右のコントローラの電池の残量を確認することが出来ます。
電池交換の方法
電池を交換するには、コントローラーのハンドル部分にあるバッテリーカバーを開けます。下図のカバー上部を押すと、カチャッと音がして簡単に開けることが出来ます。
正面をリセットする
あ~、ちょっとQuest 3Sを脱いだだけなのに変な方向を向いちゃってる~!
そんなときは「正面をリセット」してみて。
ちょっと用事があってヘッドセットを外したりすると、次に被ったときに、正面が変な方向を向いてしまうことがあります。そのような場合には、どちらかの方法で正面をリセットしてください。
コントローラのボタンで正面をリセットする
クイック設定を使うよりも、こちらの方が簡単です。右コントローラのボタンを長押ししてください。すると、正面をリセットすることが出来ます。
クイック設定で正面をリセットする
右コントローラののボタンを押すと、「ユニバーサルメニュー」が現れるので、その左端の「クイック設定」をクリックしてください。すると、下図のように、「クイック設定」に「正面をリセット」が表示されるので、それをクリックしてください。
以上、「Meta Quest 3Sのメンテナンス」についてまとめました。お役に立てれば幸いです。
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