1-4-3. Meta Quest3のメンテナンス

使用上の注意について

Quest3は精密機械ですから、使用上に注意すべき点がいくつかあります。公式サイトの情報を中心にまとめてみました。

直射日光や高温多湿を避ける

Quest 3は、直射日光に晒すと内部のレンズに永久的なダメージを与える可能性があります。窓からの直射日光がレンズに当たらないように注意してください。要は、図のようになってしまうということですね。これは、ちょっと怖いかな～。

レンズの手入れ

レンズを拭くのには、乾燥した光学用レンズのマイクロファイバークロスを使用してください。湿気を含んだものや化学洗剤は使用しないでください。メガネ拭きなどを使うといいと思います。

ヘッドセットの手入れ

ヘッドセットの清掃時には、アルコールや洗剤を含んだものを使わないでください。特に、ストラップや顔に接触する部分の洗浄に抗菌性のウェットティッシュは使用しないでください。なんか、これは、汗とか付くのでやっちゃいそうです。注意しましょう。

強い衝撃を与えない

精密機械ですから当然ですね。落としたり、ぶつけたりしないようにして遊んでください。特に、コントローラのストラップは必ずしっかりと付けてください。私は、勢い余ってコントローラをふっ飛ばし、ストラップに救われたことが何度もあります。

　

眼鏡をかけて遊ぶ

Quest2には「眼鏡スペーサー」が付いていましたが、Quest3では、「奥行き調整ボタン」を使って、フレームの奥行きを調整することが出来ます。

ヘッドセットの両内側の奥行き調整ボタンを使用して、レンズと顔や眼鏡との距離を調整してください。両側とも同じ奥行き調整に設定します。

なお、公式から「Meta Quest 3用 VR度付きレンズ」というものも発売されているようです。また、公式以外の製品もAmazonなどのオンラインショップで発売されています。より快適にQuest3で遊びたい人は利用を検討してみてください。

　

シリコンカバーの装着

VRフィットネスでは、かなりの汗をかきます。Quest2には標準で医療グレードのシリコンカバーが付属していましたが、Quest3には付属していません。そのため、Quest3が届いた直後に、オンラインショップで約1000円のシリコンカバーを購入しました。

公式のシリコンカバーも用意されていますが、価格は5940円とかなり高価です。公式の製品は市販の安価な製品と比べて付け心地が異なるかもしれませんが、私が購入した1000円程度のカバーでも十分使えています。使用後は毎回取り外してぬるま湯で洗っていますが、現時点で問題はありません。

電池を交換する

電池交換の目安

コントローラは、左右それぞれ単三電池1本で動作します。毎日1時間程度遊ぶと、だいたい3週間～1ヶ月で交換になると思います。交換が必要になると、VR上で電池を交換するようにとガイダンスが出ます。また、電池の残量は、「クイック設定」で確認することができます。

右コントローラののボタンを押すと、「ユニバーサルメニュー」が現れるので、その左端の「クイック設定」をクリックしてください。すると、下図のように、「クイック設定」が表示され、ヘッドセットと左右のコントローラの電池の残量を確認することが出来ます。

電池交換の方法

電池を交換するには、コントローラーのハンドル部分にあるバッテリーカバーを開けます。下図のカバー上部を押すと、カチャッと音がして簡単に開けることが出来ます。

　

正面をリセットする

ちょっと用事があってヘッドセットを外したりすると、次に被ったときに、正面が変な方向を向いてしまうことがあります。そのような場合には、どちらかの方法で正面をリセットしてください。

クイック設定で正面をリセットする

右コントローラののボタンを押すと、「ユニバーサルメニュー」が現れるので、その左端の「クイック設定」をクリックしてください。すると、下図のように、「クイック設定」に「正面をリセット」が表示されるので、それをクリックしてください。

コントローラのボタンで正面をリセットする

クイック設定を使うよりも、こちらの方が簡単です。右コントローラのボタンを長押ししてください。すると、正面をリセットすることが出来ます。