【雑記】古代エジプトを旅できるVR体験「Horizon of Khufu」へ行ってきました!

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雑記が続いていますが、今回はどうしても書き残しておきたかったので、ぜひ最後までお付き合いください。

今回は横浜で体験してきた話題のVRアトラクション「Horizon of Khufu(ホライズン・オブ・クフ)」をレポートします。4500年前の古代エジプトにタイムスリップできるという、まるで映画のようなVR体験。結論から言うと、大満足でした!

そもそも「Horizon of Khufu」って何?

「Horizon of Khufu」は、エジプトのギザにあるクフ王のピラミッドを舞台にした、没入型のVR体験です。最新のVRヘッドセットを装着して実際に歩き回るので、まるでその場にいるかのような感覚!一般公開されていないピラミッド内部まで再現されていて、考古学的にもかなり本格的なんだとか。

開発には、ハーバード大学のエジプト学教授「ギザ・プロジェクト」チームが協力し、最新の建築学・歴史学のデータが反映されているそうです。また、日本語訳監修にはエジプト考古学者の吉村作治先生が参加されていて、エンターテイメントとして楽しめるだけでなく、学術的な裏付けもしっかりしているのが特徴です。

実際に体験してみて

実はこのVR体験、以前からFacebookの広告で見かけていて、ずっと気になっていました。「行ってみたい!」と思いながらも、なかなかタイミングが合わず…。そんなとき、神奈川で甥の結婚式があったので、そのついでに息子を誘って立ち寄ることにしました。

料金

場所は、横浜駅東口直結のアソビル3階「IMMERSIVE JOURNEY」という施設の中。アクセス抜群で、雨の日でも安心です。体験時間は約60分(うちVR体験は約45分)。料金は休日だと5000円平日は4000円です。4名以上の場合は団体チケットもあります。

正直「ちょっと高いかな?」と思いましたが、結果的に価格相応の価値を感じました。臨場感がものすごく、演出も非常に凝っていて、体験後には周りの人たちも「すごかったね!」「また来たい!」と笑顔で話しているのが印象的でした。

体験の流れ

当日は、スタッフさんの丁寧な案内のもと、ヘッドセットを装着してエリア内を自由に歩き回ります。一緒に参加した息子は青白いシルエットで傍にいるのが分かるのではぐれることはありません。おそらく全く同じシーンを見ているので、まるで古代エジプトを一緒に探検しているような感覚です。他のお客さんの邪魔にならないように小声で「お!猫だ」とか、「眼下の景色が見事ね~。」など話しました。

体験内容は、あえて言えば映画の中に入り込んだような感覚です。狭いピラミッドの内部を探検したり、頂上から広大な景色を見下ろしたり、職人たちがミイラを作る場面を間近で観察したりと、普段は絶対に味わえないようなシーンが次々と現れます。こういう体験は本当にVRならではだと思います。

混雑とシルエット表示

他の人とぶつからないようにするために、近くにいる人が白いシルエットで表示されます。休日に行ったので、参加者が多く、頻繁に白いシルエットが見え隠れします。これが少し邪魔に感じました。スタッフの方に聞いたところ、平日の夜はかなり空いているとのことで、ゆっくり体験したい方はそちらの時間帯がおすすめです。しかも平日アフター5特別割で3500円とのことです。

ヘッドセット装着待ち中。混雑してます。

細部にこだわった作り

同行した息子が、「ガイドや猫に頭を突っ込むと口の中や内臓まで見える」と言っていました(笑)。普通の人はそんなことしないと思いますが、息子みたいな好奇心旺盛な人もいるので、そこまで細かく作り込まれているんでしょうね。開発者さんのこだわりを感じました。

使用していたVR機材

スタッフさんに確認したところ、ヘッドセットは「バイブ」だと言っていましたし、前面の△マークからHTC VIVE Focus 3だと思われます。重さは実測で約780gとのことで、私が普段使っているMeta Quest 3(約515g)よりも結構ずっしりしていました。でも、バッテリーが後頭部に配置されていてカウンターウェイトになっているため、装着したときのバランスがとても良く、実際にはあまり重さを感じませんでした。また、かなりの高性能なヘッドセットで画面もとても綺麗でした。

VR酔いの心配は?

VRと聞くと「酔いやすいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、VR酔いの原因は「自分の身体が動かないのに映像だけが動く」という状況で起こります。今回のように広い空間を実際に歩き回る「フリーローム型VR体験」では、自分の動きと視界の動きが一致するので、よほど酔いやすい方でなければほとんど酔わないと思います。実際、私も酔いは全く感じませんでした。

改めて感じたVRの可能性

VRフィットネスを日常的に楽しんでいる私としては、こういった体験を通じて、VRの可能性をさらに強く感じました。エンタメだけでなく、教育や旅行、医療など、さまざまな分野でVRの活躍がますます広がっていくんじゃないかとワクワクしています。

また、今回の体験のように、地理や歴史を肌で感じられるコンテンツもどんどん増えていくといいですよね。歴史の勉強のために歴史漫画を読む人は多いと思いますが、これからはQuestを被って、まるでその時代に入り込むように歴史を体験できるというのも面白いんじゃないでしょうか。

以上、今回は「Horizon of Khufu」のVR体験レポートでした!公式サイトはこちらです。もし気になった方がいたら、ぜひ一度体験してみてください。おすすめです!

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