最低限必要なもの
VRフィットネスを始めようと思うんだけど、何が必要なの?
最低限必要なのは、
・VRヘッドセット(VRゴーグル)
・インターネット回線
・クレジットカード
・畳2枚強分のスペース
だよ
当然ですが、VRフィットネスをやるのにはVRヘッドセット(※注)を被る必要があります。また、アプリをダウンロードしたり、ゲームの進行状況を保存するためにもインターネット回線が必要になります。アプリを買うためにはインターネット経由になるので、決済のためのクレジットカードも必要です。最後に、畳2枚分強のスペースが必要です。ただし、これは最低限のスペースで、理想的には3枚分ほど確保できると良いでしょう。
なお、VRフィットネスを楽しむためには、高速で大容量のインターネット回線が必要です。ですから、自宅にインターネットの環境がない方は、NTTやKDDI、ソフトバンクなどの専門業者に相談してみてください。
(※注)「VRゴーグル」の方がイメージしやすいので、これまで「VRゴーグル」という呼び方をしてきました。「VRゴーグル」は、スマートフォンを装着して使用するタイプのVR機器なども含みます。一方、VRフィットネスに適する「VRゴーグル」は、ディスプレイやレンズ、センサーなどが一体化しているため、「VRヘッドセット」に分類されます。そのため、今後は「VRヘッドセット」で統一します。
VRヘッドセット
VRヘッドセット、低価格なものから高価なものまでたくさんあるよ。
VRフィットネスやるなら、Meta社のQuest3、そして2024年10月発売のQuest3Sがオススメだよ。
2024年10月現在、VRヘッドセットの圧倒的なシェアを誇るのは、Meta社のQuest2とQuest3です。そして、10月15日にQuest3Sが発売されます。他にもSonyやApple社、Pico Technology社などからも発売されていますが、VRフィットネスをやるなら、Quest3とQuest3Sの2択です。
Quest3、Quest3Sの比較
Meta Quest 2とQuest3は、Meta社が開発・販売するVRヘッドセットです。特に、その手軽さと手頃な価格で人気があります。コンピューターや追加の機器に接続する必要がなく、被るだけで様々なVR体験が可能です。画質も高く、さまざまなアプリが利用できるため、VR初心者から熱心なファンまで広く愛用されています。そして、Quest2と3の中間に位置するQuest3Sが2024年10月15日に発売されます。
ちょっと難しい用語がありますが、最初にこれらを比較してみましょう。
特徴 | Quest3 | Quest3S |
---|---|---|
発売日 | 2023年10月 | 2024年10月 |
タイプ | MRヘッドセット | MRヘッドセット |
価格 (2024年10月現在) | 512GBモデル 81,400円(税込) | 128GBモデル 48,400円(税込) 256GBモデル 64,900円(税込) |
本体重量 | 515g | 514g |
ディスプレイの解像度 | 2064×2208 | 1832×1920 |
FOV(度) | 110度(水平) / 96度(垂直) | 96度(水平) / 90度(垂直) |
バッテリー | 5060 mAh / 2.2時間駆動 | 4324 mAh / 2.5時間駆動 |
光学系 | パンケーキレンズ | フレネルレンズ |
MRの能力 | 現実世界の映像をリアルタイム・フルカラーで表示する。MR機能を取り入れることで、現実世界と融合するアプリを体験することができる。 | |
コントローラ | より手になじみやすい形で設計されており、触れた時の感触がリアルに感じられるデザイン | |
アプリの種類 | 「数千ものアプリやゲームから選び放題」とのことです。 |
MR機能とは
MRとは、Mixed Realityの略で、日本語では「複合現実」と訳されます。これは、現実の世界とコンピュータが作り出す仮想の世界を組み合わせた技術です。
例えば、実際のリビングルームにコンピュータが作り出した花瓶やペットがあたかも存在するかのように見せることができます。MRでは、現実の物体と仮想の物体がまるで一緒に存在しているかのように感じられ、それらを通じて新しい体験を得ることができます。
Quest3とQuest3Sでは、下の動画のようなアプリを楽しむことができます。このアプリは猫の飼育シミュレーションゲームで、MR機能によって、仮想の猫や道具が現実の空間に現れます。自宅の部屋で仮想の猫たちと触れ合うことができるのです。
Quest3Sの特徴
Meta Quest3Sは、図のような形状で、128GBモデルの価格は税込み48,400円です。これは、2020年発売のQuest2と2023年発売のQuest3の間に位置するモデルです。VRフィットネスを楽しむのに十分な機能を備えており、Quest2とは異なり、MRを使ったゲームもプレイ可能です。
Quest3の特徴
Meta Quest3は、図のような形状です。以前は74,800円の128GBモデルがありましたが、2024年10月以降は512GBモデルのみとなり、税込み81,400円です。これはQuest3S(128GBモデル)の約1.7倍の価格です。私はQuest3Sを持っていませんが、他の方のレビューを拝見すると、Quest3Sよりも画像がきれいで、被ったときのバランスも良いようです。
ただ、価格が高いため、最初はQuest3Sで試してみるのが良いかもしれません。
それでも、高解像度でより美しい画像を求める方、あるいは大容量が必要という方は、Quest3を選ぶのが良いでしょう。
128GBモデルで十分
特徴 | Quest3 | Quest3S |
---|---|---|
価格 (2024年10月現在) | 512GBモデル 81,400円(税込) | 128GBモデル 48,400円(税込) 256GBモデル 64,900円(税込) |
さて、最初に示した比較表の価格を抜粋してみました。ここに書いてある「GB」ですが、これは、ストレージ容量を表します。ストレージ容量とは、VRヘッドセットに保存できるデータの量です。
もちろん、大きな数字の方が多くのアプリを買って保存することができますが、私が使ってみての感想では、VRフィットネスで遊ぶ程度では、128GBモデルで十分だと思います。
VRヘッドセットの購入方法
Quest3とQuest3Sの特徴はわかったけど、どうやって買うの?
大きく分けて、
・公式のオンラインストアから直接買う
・公式以外のオンラインストアで買う
・実店舗で買う
・フリマアプリやオークションサイトで買う
などの方法があるよ。
公式のオンラインショップで買う
Quest2もQuest3も、Metaの公式オンラインストアから直接購入することができます。この方法であれば、最新の価格やプロモーションなどの情報を確認しやすいです。
また、「Meta紹介プログラム」というのを用意しています。お知り合いにQuest3や3Sを持っている人がいた場合には相談してみるといいかもしれません。
Meta社公式のオンラインストアはこちらです。https://www.meta.com/jp/
公式以外のオンラインストアで買う
以下のような公式以外のオンラインストアで購入することもできます。割引やポイントが付く場合もありますから、比較してみるとよいでしょう。ちなみに私は、Quest3を買うときに、楽天スーパーSALEで「買いまわり」をしてポイント10倍で実質1割引きで買いました。
- Amazon https://www.amazon.co.jp/
- 楽天市場 https://www.rakuten.co.jp/
- Yahoo!ショッピング https://shopping.yahoo.co.jp/
- ビックカメラ https://www.biccamera.com/bc/main/
- ヨドバシカメラ https://www.yodobashi.com/
- ヤマダデンキ https://www.yamada-denkiweb.com/
- ソフマップ https://www.sofmap.com/
実店舗で買う
以下のような実店舗でも扱っています。これらの店舗の中には、実際に体験できるところもあるので、試してみたい方は問い合わせてみるといいかもしれません。
- ビックカメラ: 一部店舗
- ヨドバシカメラ: 一部店舗
- ヤマダデンキ: 一部店舗
- ソフマップ: 一部店舗
フリマアプリやオークションサイトで買う
多くは中古ですが、以下のようなフリマアプリやオークションサイトに出品されている場合もあります。中古を安く手に入れたい方は調べてみてください。
- メルカリ https://jp.mercari.com/
- モバオク https://www.mbok.jp/
- ラクマ https://fril.jp/
- ヤフオク https://auctions.yahoo.co.jp/
その他に必要と思われるもの
他にも用意したほうがいいと思われるものを列挙します。
- 適切な服装:VRフィットネスは動きが多いので、動きやすく汗を吸収する服装を選びましょう。また、足元も安定した運動靴を履くことで、安全に運動できます。
- 冷却ファンや換気の良い部屋:激しい運動による発熱を考慮して、部屋を涼しく保つための冷却ファンやエアコンの使用、または換気の良い部屋で行うことが推奨されます。
- 安全なフロア:床の上のものを片付け、すべりにくいフロアで行いましょう。VRヘッドセットを被ると足元が見えないので、特に足元に物を置かないようにしましょう。
- 健康状態の確認:VRフィットネスを始める前に健康状態を確認し、健康上の問題がある場合はやめておきましょう。
- 簡単な準備運動:急激な運動は体に負担をかけます。VRフィットネスは決して激しい運動ではありませんが、それでも簡単な準備運動をしてから行ってください。
以上、必要なものについてまとめました。参考になさってください。
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