そもそもVRってなんのこと?
VRってよく聞くけど何?
「VR」とはVirtual Realityの略で、日本語では「仮想現実」のことだよ。
みなさんは、頭になにやらゴツいものを被って、手にコントローラーを握りながら動いている光景をテレビで見たことはありませんか?そう、あれはVRをやっている最中です。
この不思議な装置、正式には「VRゴーグル」や「ヘッドマウントディスプレイ」と呼ばれ、頭に装着することで私たちを360度どの方向にも開かれた仮想現実へと連れて行ってくれます。
見上げれば空が、下を見れば地面が広がり、周囲を見渡せば別の世界が目の前に展開します。この世界は、空想から現実まで、多彩な景色が楽しめるのです。
そして、リアルな景色でさえ、ほとんどが「コンピュータグラフィックス(CG)」で作り出されたもの。たとえば、「ゴジラ-1.0」の映画で見たゴジラや飛行機、さらには壊れる建物など、すべてがこの技術の賜物です。
VRでフィットネスなんかできるの?
あんなの被ってフィットネスなんてできるの?
今のVRゴーグルは運動もできるように作られているよ。
確かに、「あんなの頭に乗せてフィットネスができるの?」って、思いますよね。でも、それが、十分可能なのです。
今のVRゴーグルはとても進歩していて、「スタンドアローン」と言うんですが、パソコンと繋いだりせずに被るだけで使えますし、確かに少し重いのですが気になるほどではなく、十分に運動できます。
そして、畳2枚分のスペースがあれば運動できるので、というか、その程度の広さで行うので、有酸素運動に向いています。
また、これは、VRゴーグルを被ってみないと理解できないかもしれませんが、一瞬で異次元に入る感覚で、自分ではない誰かが動いているような没入感があり、どんどん体を動かせます。
このBlogを書こうと思ったきっかけ
トマトはこのBlogを何で書きたいの?
私はシニアに限らず運動不足の現代人に、とにかくVRフィットネスの楽しさを知って体を動かすキッカケになってほしいのよね。なんでそんなことを思うのかっていうと、次のような問題点があるからなの。
現代社会の問題点
- コロナ禍で運動不足の人が増えている
- 高齢者の増加で医療費負担が増えている
- 日本人は平均寿命が長くても健康寿命が長いわけではない
個人の健康面の問題点
- 中年を過ぎると基礎代謝が落ち、何もしないと自然と太る
- 中高年が食事制限でダイエットをすると骨粗鬆症になり健康寿命を縮める
- ジムに通う時間の無い人や人前で運動したくない人は多い
- ジョギングなどの外で行う運動は天候に左右され継続が困難である
- 自室で行うヨガや体操などは意思が弱いと継続が困難である
VRフィットネスの利点
これらの問題点を克服するのにVRフィットネスは有効なの?
私は2021年末からVRフィットネスやってるんだけど、中高年が取り組む運動として数々の利点があると思うのよ。
楽しむことで続けやすい
- 没入感があり、アプリによっては中毒性があるほど楽しく、継続が容易である
- フィットネス系のアプリが充実していて、自分に合った運動を探しやすい
- アプリによってはオンラインで他人と対戦したり、話しながら運動ができる
自分のペースで取り組める
- アプリの運動量は1時間に150kcal~400kcalで、軽微なものから激しいものまである
- 手に軽量のコントローラを持つだけなので体に負担がかからない
- 自分の体型や運動能力の低さを人に見られることがないので恥ずかしくない
すぐに始められる便利さ
- 畳2枚分のスペースがあれば運動できる
- VRゴーグルを被るだけでいつでも運動できる
- 天候に左右されず運動を習慣化できる
- フィットネス系のアプリはコントローラを振り回すだけで操作が簡単である
VRフィットネスの欠点
すごい!メリットばかりだね~
もちろん、デメリットもあるわよ
- 導入が面倒でITに不慣れだと難しい
- クレジットカードの登録が不可欠で個人情報漏れなどのリスクがゼロではない
- 現時点でMeta Quest2とQuest3が圧倒的にシェアが高いが高価で初期費用がかかる
- Meta Quest2とQuest3 は重さが500g程度で結構重い
- 対象年齢は10歳以上なのでそれ以下の子供は使用することができない
このBlogで扱う内容
このBlogでは、次のようなことを中心に書いていく予定です。よろしくお願いします。
VRフィットネスのはじめ方
- VRゴーグル(Meta Quest2とQuest3)の購入方法
- VRゴーグル(Meta Quest2とQuest3)の操作方法
- アプリの購入方法
おすすめのフィットネスアプリ
- BeatSaber : 飛来するキューブを斬る音楽ゲーム
- オーディオ・トリップ : 「心血管運動」レベルで踊るリズムゲーム
- シンセライダーズ : 自分自身を動かすダンス&リズムゲーム
- ダンスセントラル : ダンス
- VZfit : Google Earthの中を走る
- BODYCOMBAT : 格闘技の動きを取り入れたワークアウト
- Racket: Nx : VRスカッシュゲーム
- FitXR : ボクシング、HIITトレーニング&ダンスワークアウト
- PowerBeatsVR : 音楽のリズムに合わせてボクシング、ドッジング、スクワット
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