1-3-3. Meta Quest2のメンテナンス

使用上の注意について

Quest2は精密機械ですから、使用上に注意すべき点がいくつかあります。公式サイトの情報を中心にまとめてみました。

直射日光や高温多湿を避ける

Quest 2は、直射日光に晒すと内部のレンズに永久的なダメージを与える可能性があります。窓からの直射日光がレンズに当たらないように注意してください。要は、図のようになってしまうということですね。これは、ちょっと怖いかな～。

レンズの手入れ

レンズを拭くのには、乾燥した光学用レンズのマイクロファイバークロスを使用してください。湿気を含んだものや化学洗剤は使用しないでください。メガネ拭きなどを使うといいと思います。

ヘッドセットの手入れ

ヘッドセットの清掃時には、アルコールや洗剤を含んだものを使わないでください。特に、ストラップや顔に接触する部分の洗浄に抗菌性のウェットティッシュは使用しないでください。なんか、これは、汗とか付くのでやっちゃいそうです。注意しましょう。

強い衝撃を与えない

精密機械ですから当然ですね。落としたり、ぶつけたりしないようにして遊んでください。特に、コントローラのストラップは必ずしっかりと付けてください。私は、勢い余ってコントローラをふっ飛ばし、ストラップに救われたことが何度もあります。

　

眼鏡をかけて遊ぶ

Meta Quest2には、「眼鏡スペーサー」が同梱されています。眼鏡をかけて遊ぶ場合には、この眼鏡スペーサーをQuest2に取り付けます。やり方が公式サイトに動画が載っているので、これを使って説明します。

　

シリコンカバーの装着

　

Quest2には、衛生性、快適性、没入感が向上するように設計された医療グレードのシリコーン カバーが付いてきます。ですから、フェイシャル インターフェイスに取り付けてVRフィットネスをしましょう。

VRフィットネスでは、かなりの汗をかきます。私は、毎回、シリコンカバーをはずしてぬるま湯で洗っています。

2021年夏以前に購入したQuest2には、このシリコンカバーが標準では付いていなかったようです。そのため、無料で配布しているようです。詳しくは公式サイトを御覧ください。

　

電池を交換する

電池交換の目安

コントローラは、左右それぞれ単三電池1本で動作します。毎日1時間程度遊ぶと、だいたい3週間～1ヶ月で交換になると思います。交換が必要になると、VR上で電池を交換するようにとガイダンスが出ます。また、電池の残量は、「クイック設定」で確認することができます。

右コントローラのあるいはのボタンを押すと、「ユニバーサルメニュー」が現れるので、その左端の「クイック設定」をクリックしてください。すると、下図のように、「クイック設定」が表示され、ヘッドセットと左右のコントローラの電池の残量を確認することが出来ます。

電池交換の方法

電池を交換するには、コントローラーのハンドル部分にあるバッテリーカバーを開けますが、結構コツが要ります。私は最初、なかなか開かなくて苦労しました。下図の◯の部分を矢印の方向に強く押すと開けやすいように思います。

　

正面をリセットする

ちょっと用事があってヘッドセットを外したりすると、次に被ったときに、正面が変な方向を向いてしまうことがあります。そのような場合には、どちらかの方法で正面をリセットしてください。

クイック設定で正面をリセットする

右コントローラのあるいはのボタンを押すと、「ユニバーサルメニュー」が現れるので、その左端の「クイック設定」をクリックしてください。すると、下図のように、「クイック設定」に「正面をリセット」が表示されるので、それをクリックしてください。

コントローラのボタンで正面をリセットする

クイック設定を使うよりも、こちらの方が簡単です。右コントローラのあるいはのボタンを長押ししてください。すると、正面をリセットすることが出来ます。